10年ほど兵庫県庁にて勤務した後、弁護士登録しました。登録後は、主に女性のご依頼者を中心に、離婚等の家事事件や被害者支援等に取り組んでまいりました。また、学生時代から女性学、ジェンダーの問題に関心を持ち、司法とジェンダーに関する研究を続けています。実務や研究で培った問題意識を、大学院や大学での講義（ジェンダーと法）、各種講演等においてお話をさせていただいております。

弁護士会においては、両性の平等に関する委員会等の委員会活動に積極的に携わり、自治体での女性のための法律相談やアドバイザー、審議会等委員としても活動をしています。2018年からは４年間の任期で、神戸家庭裁判所の調停官（非常勤裁判官）を務めていました。

誰のものでもない、あなたご自身の人生を、ご自分の判断で切り開いていけますよう、日頃からのお困りごとをご一緒に解決させてください。誰もが自分らしく生きられる社会となるために、まずは身近なところから、あなたがおかしいな、変だなと疑問に思うところを見逃すことなく、変えていきましょう！

はじめまして。外からは見えづらい家庭（家族）の問題に取り組みたい、との思いから弁護士をめざしました。法学部の講義で憲法の条文に触れ、その理念に感動し、大学院では憲法を専攻しました。

弁護士登録後は、離婚事件、とりわけドメスティック・バイオレンス（ＤＶ）、性暴力被害、セクシャル・ハラスメントなど、女性が被害者となりやすい事件を多く取り扱っており、また、母子家庭の貧困問題に関する調査に取り組むなど、これまで一貫して女性の権利に寄り添う活動をしてまいりました。

日々の業務で出会う問題意識や女性としての経験を学生さんや一般の皆様と分かち合いたいと思い、大学、自治体での研修、一般市民向け講座等の講師を務めさせていただいております。

私たちひとりひとりが、かけがえのない存在として真に大切にされる社会となるよう、ひとりでも多くの方をエンパワメントできるよう、これからも弁護士として力を尽くしていきたいと思います。